サッカー
スピカシティの暑い夏の日の放課後、小学一年生のリクヤはいつも一緒に遊んでいた親友のコテツがヘソを曲げて帰ってしまったためガールフレンドのロミちゃんをつれて街のシンボル「スピカタワー」へ行って大好きなサッカーをして遊んでいました
『はあ…はあっ…もうだめ…りっくんもう少しゆっくり走ってぇ~…!』
『なに言ってんのさ?それじゃゲームになんないじゃん!』
季節は夏なので、二人ともサッカーで走り回って汗びっしょりです
リクヤくんはとても楽しそうですが女の子のロミちゃんはそこまで体力が無く、走ってる内に疲れてヘトヘトになってしまいます
『えー!もう疲れちゃったの?
じゃあさ、次はぼくん家でゲームしよ!』
走って汗をたっぷりかいたリクヤくんは、こんどはロミちゃんと自分の家にいって遊ぶ事にしました
『あっ!りっくん、髪の毛がピョンってハネてる!!
今お手入れするからじっとしてて!オトコのコだって身だしなみは大事なんだから!』
リクヤくんの家にお邪魔したロミちゃんは、帽子をとったリクヤくんの髪の毛がだらしないのに気付き、
絨毯の上にぺたんと座って彼の頭を優しくブラッシングしてあげました。
当の本人はそんな事どーでもよくて『あのさー…それよりぼく、早くゲームしたいんだけど?』とじれったそうにしていたそうです
–小学一年生のロミちゃん(6)のコメント–
もー信っじられない!!
テツくんったら、りっくんと二人で掃除当番だったのに自分だけほっぽりだして帰っちゃったのよ
おかげでりっくんが一人で掃除する事になったから、わたしやかれんちゃんや紡子ちゃんが掃除を手伝う事にしたの!いくら頭を丸坊主にされたからって親友に掃除を押しつけて逃げるなんてサイテーよ
明日会ったらしっかり言って聞かせなくちゃ!!
テツくんったら、りっくんと二人で掃除当番だったのに自分だけほっぽりだして帰っちゃったのよ
おかげでりっくんが一人で掃除する事になったから、わたしやかれんちゃんや紡子ちゃんが掃除を手伝う事にしたの!いくら頭を丸坊主にされたからって親友に掃除を押しつけて逃げるなんてサイテーよ
明日会ったらしっかり言って聞かせなくちゃ!!
でね…!
帰りにりっくんにサッカーしよって誘われて、
やってみたら、すっごく大変でビックリしちゃった…
帰りにりっくんにサッカーしよって誘われて、
やってみたら、すっごく大変でビックリしちゃった…
男子ってどうしてあんな走ってばっかりのスポーツをやりたがるの?
たくさん走り回ったせいで、わたしのお気に入りのムートンブーツの底がすこし擦れちゃった
足の裏もマメだらけになりそうだし…もう絶対やりたくないわ…
たくさん走り回ったせいで、わたしのお気に入りのムートンブーツの底がすこし擦れちゃった
足の裏もマメだらけになりそうだし…もう絶対やりたくないわ…
『ちえっ ぼくに掃除を押しつけてさ…!コテツのばかぁ~!!』
放課後、掃除当番のコテツが行方をくらましたおかげで汗びしょびしょになりながら教室を一人で掃除するはめになったリクヤくん…それを見た女子たちは「可愛そう」に思い、手伝ってくれたそうです。
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