リクヤとガールフレンドのロミちゃん


大都会だいとかいのサッカー少年しょうねん

スピカシティに住む小学生のリクヤ君は放課後、ガールフレンドのロミちゃんを誘ってサッカーして遊びました

『ハァハァ…もうダメ。りっくん、もう少しゆっくり走ってぇ~…』
『何いってるのさ?それじゃゲームになんないじゃん!』

足の速いリクヤ君にどれだけ走っても追いつけないロミちゃん
季節は夏なのもあって二人とも体中汗ビショビショで、特に女の子のロミちゃんは元々体力が少ないせいか走り疲れてヘトヘトです。そこでリクヤ君は『じゃあさ、ぼくんちで遊ぼ!』とサッカーをやめて家で遊ぶ事にしました

ところが、リクヤ君の家に上がり込んだロミちゃんはその部屋の散らかり具合をみて呆然とします



『なっ…なによこれぇぇ!!』

リクヤ君の部屋のあまりの汚さにロミちゃんはビックリです

『あはは、ゴメンゴメン!今お姉ちゃんいなくてさっ…!
部屋がとっちらかってるけど気にしないで!』

リクヤ君はいつも自分の部屋を掃除してくれる姉が昨日からルポライターの仕事で海外出張に出かけており、
そのせいで部屋が散らかりっぱなしなんだと照れくさそうに言います

そんな時、ロミちゃんは「何か」が足元でカサカサッと這い回る感触がしました……

ゴキブリを見て大騒ぎのロミちゃん

『もぉ~っ!こんなのダメ!!
りっくん、今から部屋をかたづけましょう!』

ロミちゃんのいきなりな提案にリクヤ君は『えーっ!!』と心底嫌そうな顔をしました
彼は今日掃除当番で、教室の掃除をしてきたばかりだったからです

『ぼく、今日掃除当番だったのになんでまた掃除しなきゃなんないのさ!
それよりゲームやろうよぉ~!!』

ヤダヤダぁ~!と駄々をこねるリクヤ君をロミちゃんはまるでお母さんのような優しい口調でなだめます

『いーい?こんなきたない部屋で過ごしていたらビョーキになっちゃうんだからね。
わたしも手伝うから、一緒に部屋をキレイにしましょうよ?』

リクヤ君は『うう…わかったぁ』としぶしぶ頷きました
それから二人は力を合わせて部屋を掃除し、すっかり綺麗になったのを見てロミちゃんは満足しながら帰ったそうです。

・余談


放課後、同じく掃除当番だったコテツが当番を放り出して帰ったせいで一人で教室掃除をする羽目になったリクヤ君

『ちぇっ!ぼくに当番押しつけてさ!!
コテツのばかぁ~!!』

真夏の暑い中、リクヤ君が汗びっしょりになりながら一生懸命掃除しているのをみて
クラスの女子たちは可愛そうに思い手伝ってあげたそうです。

ロミちゃん(6)のコメント

もー信っじられない!!
テッくんったら、掃除当番をほっぽりだして勝手に帰っちゃったのよ!おかげでりっくんが一人で掃除する事になってわたしとかれんちゃんと彩花ちゃんが手伝ったの。いくら坊主にされてイライラしてるからって親友に当番を押しつけて逃げるなんてサイテーよ!明日しっかり言い聞かせてやるつもり!!

でね…帰りにりっくんにサッカーやろうって誘われたから付き合ったの
わたしサッカーやるの初めてだけど…思ってたよりずっと大変でビックリしちゃった

男子って何であんな走ってばっかりなスポーツをやりたがるのかしら?
足の裏がマメだらけだし、わたしのお気に入りのブーツの底が少しすり減っちゃった…
もう二度とやりたくないわ……

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