かれんちゃんの
スピカ小学校の放課後、一緒にサッカーして遊ぶはずだったコテツが急に「腹の調子がワリィ!」と便所にすっ飛んでいってしまい、リクヤ君はしかたなくスマホをいじりながら廊下で彼を待つ事にしました

『あーあ コテツの奴…
いっつもぼくのコト待たすんだからさー!』
早くサッカーしたいのにコテツがなかなか便所から出てこず、リクヤ君はじれったくてイライラしはじめます
そんな彼を離れた場所からじっと見つめる「女の子」がおりました
『(今ならリクヤくんは一人…誰も見てない…!
最大のチャンス…!)』
懲りずにまたラブレターを渡そうとしているかれんちゃん
しかしやっぱり後一歩の所で勇気が出ず、今回もドキドキしながら彼を遠くから見守っているのでした

『(リクヤくんの足、小っちゃくてプニプニしてて可愛い♡
とってもいい匂いがしそう…)』
クラスの男子で唯一靴下をはかずに裸足で靴を履きたがるリクヤ君
半ズボンから伸びるその足も、かれんちゃんにとっては愛おしくてたまらないようです。
『どうしたの?じろじろ見てさ!』
その視線に気づいた彼がこっちへ来て、かれんちゃんは『はわわっ…!』と狼狽えます

リクヤ君はとうとう待つのに飽きちゃったようです。
大好きな男の子から遊びに誘われてかれんちゃんは戸惑いますが、
すぐにこれはチャンスだと気づき、リクヤ君を言葉巧みに誘導して「自分の家」にきてもらう事になりました

『かれんの家ってさ、けっこー遠いんだね』
『うん…スピカローグの森で果樹園をやってるの。リクヤくん、家が反対方向なのにゴメンね…!』
『いいって♪走れば近いからさ』
お喋りしながらかれんちゃんの家に向かうリクヤ君
だんだん都心から離れて、やがて町はずれの森にある小さな「果樹園」につきました

かれんちゃんはリクヤ君の足のサイズに合うちびっ子用のスリッパをだしますが、
彼は『いらない!』ときっぱり断りました

『(えっ…裸足のまま上がっちゃうんだ!)』
リクヤ君をはじめて家に招いたかれんちゃんは、その無邪気な行動や仕草をみてキュンキュン愛おしく思いながら、
大好きな男の子とゲームして遊んだり、お菓子を食べたりして幸せなひとときを過ごしたのでした

『じゃあねっ!また明日ー!』
『うん…また明日…!』
元気に走って帰っていくリクヤ君を嬉しそうに見送ったかれんちゃん。
大好きな子と楽しい時間を過ごした彼女ですが、肝心のラブレターを渡すのをすっかり忘れて後で泣いたそうです。
–小学一年生のリクヤくん(6)のコメント–

一人で寂しそうだから一緒に遊ばない?って誘ったらめっちゃよろこんでた♪

いるのに全っ然気づかなかった…!

ロミちゃんと違って口うるさくないし、ぼくの言うコトなーんでも聞いてくれるし!お姉ちゃんみたいに優しいんだ!ゼッタイまた遊びにいこーっと♪
その頃、ロミちゃんは……
川に落っこちたロミちゃんは全身ずぶ濡れで風邪をひいてしまい、
学校を休んで家で寝込んでいました。ラブレターの怨念か
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